白と濃いブラウンがメインカラー 赤のメールボックスが映える

間口が狭く細長い敷地にモダンな住宅を作りたい・・・
そんな御要望には、この 「tiny house 62」がピッタリです。

コンセプトは「ワンステップごとに楽しくなる階段がある家」・・・
家族が毎日語り合う中心に階段を配置しています。階段こそ日常生活の中心・・・ここで
のコミュニケーションを重視した構成となっています。

コストを抑え、小さくてもいいから家族それぞれの個のスペースが欲しい・・・この希望を実現させるため、スキップフロアを採用しました。
スキップフロアとは、 階段を0.5階分上がるごとに新たな部屋が広がる構成です。上下移動がスムーズに感じられ、また 床下収納やロフトといったプラスのスペースを得ることもでき、一般的な2階建住宅よりも収納力が1.3倍ほどアップしたゆとりある家です。

南面からの光は、吹き抜けを通して各フロアへはもちろん、隣接する母屋にまで届き、配置や形状も綿密に計算された窓からは、海や山の自然豊かな景観を楽しむことができます。

1階、2階が8坪、床下収納とロフトが3坪・・・
外壁は全面ガルバリウム鋼板を貼ることで幾何形体を強調。道路側にはタテスリット状のサッシにはくもりガラスを採用することでデザイン性とプライバシーを確保しています。
玄関ドアを開けると、ホールを挟んで床下収納と寝室が並びます。ホール中央の階段を上ってゆくと、まずは浴室・洗面、そしてトイレ、ダイニングキッチン、さらにリビングからロフトへと空間がつながります。
インテリアの床にはメンテナンスフリーのフローリングを採用。お手入れが楽な素材です。
階段が中央に位置することで、家族同士のコミュニケーションは階段を中心に繰り広げられます。
小スペースでも機能を満たすよう、食卓はキッチンに向かってのカウンター形式を採用・・・そこから半階分上がったリビング・スペースは包まれるような雰囲気を味わうことができます。さらに半階分上がったロフトに風窓を設置することで、建物全体に心地よい風が流れるようになっています。

奥まで広がる大容量の床下収納
玄関脇にあるので便利
建物越しに母屋の天窓へ光が届くよう、吹き抜けに大きなFIX窓を設けた
エントランスから最上階まで続く
吹き抜け